工事費と休業損失を並べる
設置工事の見積を比べるとき、多くの場合は工事費だけが並びます。しかし日中の施工には、多くの現場で半日から一日の営業停止が伴います。その時間帯の売上を計算に入れると、順位はしばしば入れ替わります。私たちがこの比較表を先に出すのは、あとから「そんな話は聞いていない」となる事態を避けるためでもあります。
1台の停止が店舗全体に及ぼす影響
セルフサービス端末が停止すると、その端末が処理していた取引は窓口と残りの機器へ移ります。取引量の多い拠点では影響がすぐに表れ、待ち時間が延び、行員の負担が増え、窓口での対応件数も増加します。復旧時間は技術上の指標であると同時に、店舗の日々の運営を左右する要素でもあります。店舗から最も多くいただくご質問の一つが「閉店後から開店前までに終える」です。
夜間工事の中身は時間管理
夜間の据付そのものは、日中と技術的に変わりません。違うのは、終わりの時刻が動かせないことです。開店時刻から逆算して、搬入、固定、接続、試験、清掃、養生の撤去までを並べ、それぞれに余裕を持たせる。この計画に失敗すると、朝の店内に工具が残ります。夜間施工の実力は、作業の速さではなく計画の精度に出ます。